

毎日仕事でミスばかりで辛い…
仕事ができない人のレッテルを貼られていそうで心配…
仕事でミスをしてしまった日にはとても辛い気持ちになりますよね…
私も日々そんな気持ちを抱えながら仕事をしています。
特に入社して日の浅いうちは失敗も多く、自分に自信がなくなってしまった…なんて経験をしたことのある方は多いのではないでしょうか?
本日は、そんな気持ちになった時の対処法を私の経験を踏まえてお話いたします。

☑6年制薬学部を卒業後食品メーカーへ就職。開発希望だったが、品質保証部へ配属される
☑通常1年で独り立ちする書類作成の仕事を覚えるまで2年かかる
☑入社4年経っても仕事のミスが多すぎて、上司や先輩に呼び出されお説教を受ける日々
☑ミスばかりだった経験を活かした提案で工場長賞、品質保証部門で優秀賞を受賞
自分を責めるのではなく既存の手順に問題点がないか考えてみる

☑ミスをした自分を責めすぎる
→緊張感から次のミスを招いてしまう。
☑既存の手順を見直しよりミスの起こりにくい方法を提案する
ミスをしたとき、責任感の強い方は特に自分を責めてしまうのではないでしょうか?
ミスを振り返り同じことを起こさないように対策することはとても大切なことです。
ただ、過剰に自分を責めすぎてしまうとミスを恐れるがあまり仕事に消極的になってしまったり、他の仕事でも失敗をしてしまうといった悪循環が起こってしまいます。
ひとしきり落ちこんだら、次は既存の手順に問題がなかったか、よりミスしにくい手順はないか考えることをお勧めします。
私が食品メーカーに勤めていた時、食品表示を作成する業務を担当していました。
その表示内容に変更があり特定の日までにデータの切り替えをしなければならなかったのですが、その作業を忘れてしまったことがありました。
製品の出荷前に表示内容を確認する工程があり、そこで切り替え忘れを指摘され自分のミスに気が付けたのですが、あわや製品回収につながる大きなミスでした。
当時3年目だった私は、いろいろな部署の方に迷惑をかけてしまったため本気で辞めようと考えており、当時の検索履歴は「退職届 書き方」「仕事 辞めたい」etc…でした。
そんな大きなミスをしてしまったので、当然運用の改善を求められるわけです。
上司も一緒に改善案を考えてくれるのですが、その時に現在の運用方法を伝えたところ
「そりゃあなたが悪いんじゃなくて、その運用方法が悪いのよ。」
そう言われました。そうなんです。運用の手順が悪かったんです。
その時の私のミスが手順を見直すきっかけとなり、結果的によりミスの起こりにくい方法を考えることができました!

失敗は成功のもと!
ミスを引きずるのではなくて、より良い方法を見つけるきっかけにしないともったいないね。
仕事のできなかった経験を活かした提案をする

仕事で壁にぶつかることが多かった私は、自分のマイナスの経験を活かして会社から評価をもらうことができるようになりました。

実は仕事ができないことは悪いことばかりじゃないんだよ
仕事ができない、ミスが多いということは人がミスをするポイントをより多く知っていると考えることができます。
私はミスをするたびに原因を考え、それに対する対策を同僚に共有するようにしていました。
その取り組みの結果、課内のミス減少に貢献することができ上司から評価を得ることができるようになっていきました。
また、ミスを防ぐためのAIツールの導入や新しく入った人でも分かりやすい手順の提案を評価され工場長賞や所属部署長から表彰されるまでになりました。

あとは、新人さんの教育にもマイナスの経験が生かせる場面が多かったよ。
できない人の気持ちに寄り添った教育をすることができるのも過去の経験のおかげだな。
仕事が合わないと思ったら転職エージェントに登録しよう!

「3年はこの会社で働いてみてください」
3年くらい働くと仕事もある程度分かってきて、人間関係も形成されて働きやすくなる。「このままこの会社にいていいかも…」という気持ちになってくるんですよね。
そう思えたのならその会社で働き続けるのも一つの正解だと思います。
ただ、「希望した部署とは違う部署に配属された」「やりたいことができていない」のであれば早めの転職または転職エージェントへの登録をお勧めします。
私も開発希望で入社しましたが、実際に配属されたのは品質管理部でした。
自分のやりたいことでも得意なことでもないため、心のどこかで「このままでいいのだろうか…」と思いながら日々仕事に取り組んでいました。
どれだけ辛くても、性格的に絶対向いていないと思っていても「3年は頑張らなければ…!」という気持ちがあり頑張り続けました。
でも今思えばその時点で転職を考えてよかったんだと思います。
実際に転職しなくても転職エージェントに登録するだけでもよかったのです。その理由は2つあり、
①違う分野への転職は20代でないと厳しい(早ければ早いほどよい)
②自分が仕事に求めていることを確認できる。
①については後に転職エージェントに登録した際にはっきり言われました。
なので少しでも「この仕事私に向いていない」「違う分野の仕事がしたい」と思ったら速攻で転職エージェントに登録することをお勧めします。若さは武器です。
②については自分が転職活動をしてみて感じたことです。
エージェントの方に自分の要望を伝えるため、自分が何をしたいのか、どうしてそれがしたいのかを深く考えるようになります。
そして実際にエージェントが紹介してくれる求人を見ると
「給料は下がるけどやりたい仕事ができる求人」
「やりたい仕事ではないけど給料が高い仕事」
等様々なものがあり、それらの求人と自分の今の状況を比べることで自分が仕事に求めていること(お金orやりがいorそれ以外?)が見えてきます。
自分の今の状況を客観的に見るために転職エージェントを活用することはとてもよい手段だと思います。
最後に

新入社員の時は苦しいことが多いですよね。
そんな時は自分を責めなくて大丈夫です。
仕事ができる上司も先輩も新人の頃はたくさんミスをして落ち込んで立ち直って…を繰り返してきたのです。
でもどうしても自分に合わない、向いていないと感じたら逃げてもいいと私は思います。
転職をしてもいいし、サラリーマンとしてやっていくのが辛くなったら個人でスキルを磨いてフリーランスとしてやってくのもいいと思います。
自分で考えて、なりたい自分になれる方向を選んで進んで行けるよう私も頑張っていきます。
以上長くなりましたがここまで読んでいただきありがとうございました。
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